さよならCOLOR

よく読ませてもらっている、あるブログで紹介されてた曲。
竹中直人さんが監督された映画のタイトルというのは知っていて、その主題歌なんだろうと思ってた。
でも曲の方が先にあったんだ。曲にインスパイアされて竹中さんがメガフォンをとったんだと、i Tunes Storeで初めて知る。


grooblue

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歌詞をちゃんときく曲って久しぶりだ。
紹介されていたブログ主の方は知り合いではないし、ブログ上でしかなにも分かっていないのだけれど、「そこから旅立つことは とても力がいるよ」っていう歌い出しには、その人が時折みせる迷いのような言葉を思い起こさせる。
多分その方はいろんなことに興味を持っていて、わりとなんでも器用にこなせてしまう人。
だからこそどこに重きを置くのか、決めかねているような気がしてしまう…。
というのは私の勝手な想像で、むしろ自分自身の迷いを投影させているだけなのかもしれない。
さよならCOLOR」を繰り返し聴きながら、自分が転職を決めたときの気持ちを振り返ってた。
未経験の職種を始めたときは辛いこともあったけれど、仕事に慣れてしまうと前職と同じ状態で、日々の業務に追われている毎日。
なんのために前職を辞めたんだろ。大事なことを待ってもらっているのに、肝心の私自身がちゃんと動けていない。
そんな気持ちでいっぱいになっていた。
「君はそれでいいの? 夢の続きはどうしたの?」
確かにとてもいい曲だと思う。


映画の予告篇の映像をみていたら、かわいらしい恋愛映画のようでちょっと拍子抜け。
永積タカシさんの歌詞から、私みたいに捉えるのがおかしかったのかな。
紹介されてたブログ主さんも、文章通り、この曲を聴いて安らいでいらっしゃるのでしょう。

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