2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

みたいものたち

本を読めば読むほど他のものが読みたくなるし、展覧会に行けば行くほど次のものに興味が湧いてくる。 映画はなおそれが顕著で、映画館に置かれているチラシや予告の映像に刺激されまくり。 「悲しみが乾くまで」 http://woman.excite.co.jp/cinema/kanashimi…

「非現実の王国で/ヘンリー・ダーガーの謎」(シネカノン神戸)

http://www.henry-darger.com/ 去年の春、原美術館で印象的だったヘンリー・ダーガー展。 http://d.hatena.ne.jp/whirligig/20070415/1176619561 そのヘンリー・ダーガーのドキュメンタリーを観に行ってきました。観客は5人きり。 数少ない資料をもとに、無…

みたもの・読んだもの

ウィンタースリーパー [DVD]出版社/メーカー: アスミック発売日: 2003/11/14メディア: DVDこの商品を含むブログ (6件) を見る 今更だけど、ここのところ続けてトム・ティクヴァ監督の作品をみている。 これもオープニングからして、音楽や映像がかっこいい。…

英語レッスン

アートを英語で語る、という教室に初めて参加してきました。 大阪のとある有名な近代建築ビルの一室。 藤本由紀夫さんの作品が何気なく置かれているのに感激。イングランド出身の先生が話されていたことは理解半分だったし(私にリスニング能力がないため)…

《佐川美術館/樂吉左衞門館》

設計:竹中工務店 竣工:1997年 (樂吉左衞門館の設計創案は樂吉左衞門、設計は竹中工務店。竣工は2007年?) 去年末から気になっていた佐川美術館の樂吉左衞門館に行ってきました。 ただし前日になってから慌ただしく調べはじめたので、肝心のお茶室見学は…

読んだ本

軽めな本が続きました。駄美術ギャラリー作者: 現代美術二等兵(ふじわらかつひと&籠谷シェーン)出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2007/11/29メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (14件) を見る好かれようとしない作者: 朝…

さよならCOLOR

よく読ませてもらっている、あるブログで紹介されてた曲。 竹中直人さんが監督された映画のタイトルというのは知っていて、その主題歌なんだろうと思ってた。 でも曲の方が先にあったんだ。曲にインスパイアされて竹中さんがメガフォンをとったんだと、i Tun…

写真の美術/美術の写真 「浪華」「丹平」から森村泰昌まで(大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室)

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いい評判をきかなかった展覧会。 期待せず、土曜の夕方からぶらりとでかけてみる。 収穫は杉本博司さんの写真。 今回初めて「劇場」のシリーズがいいなあとしみじみ感じた。 今まで何度も目にしていたのに、不思議なものだ。

エイヤ=リーサ・アハティラ展(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)

art

またMIMOCAに行ってきました。日帰り。 下調べができないままで、あまりまわれなかった一日でした。 途中でカメラのバッテリーも切れてしまったし。 でも一番の目的だったエイヤ=リーサ・アハティラ展に満足できたので、それだけで十分良かったのかも。 映…

甲子園改修工事続報

やっと敷地内の通り抜けができるようになった。 これで駅までの道のりが近くなる。嬉しい。 ということでお昼の姿を写真に。 やっぱり正面入り口は夜の感じの方がいいなあ。 http://d.hatena.ne.jp/whirligig/20080313/1205424449 外壁の仕上げはタイル貼り…

大阪・アート・カレイドスコープ2008

http://www.osaka-art.jp/genbi/exhibition/kaleido_08/index.html 会期は20日まで。行こう行こうと思いながら今日になってしまった。 会場のエリアも2つあったのだけど、お手軽な船場エリアのみまわる。《大阪証券取引所ビル》 松井紫朗/The Inside’s Out…

「存在の耐えられない軽さ」

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存在の耐えられない軽さ [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2007/02/09メディア: DVD クリック: 12回この商品を含むブログ (13件) を見る学生のときに気になった映画だった。 でもビデオのパッケージ写真をみて借りられないなあと思い…

「バスキア」

DVD

バスキア [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2006/07/19メディア: DVD クリック: 44回この商品を含むブログ (22件) を見るバスキア本人よりも、D・ボウイ扮するウォーホルに存在感。

AXIS「土木の真髄」

最近ときどきのぞかせてもらっているのがid:hachimさんの日記。 土木を中心テーマにした写真と考察が興味深いのです。 ここでAXISの最新号が土木特集だと知りました。AXIS (アクシス) 2008年 04月号 [雑誌]出版社/メーカー: アクシス発売日: 2008/03/01メデ…

最近の甲子園球場改修工事

「甲子園」「改修工事」の検索で来られた方は、きっと去年のhttp://d.hatena.ne.jp/whirligig/20070224/1172677852をみてがっかりされているでしょう。 最近ニュースで話題になっている内部の様子は分からないですが、夜の姿はときどき見かけます。 正面入り…

村上春樹新訳『ティファニーで朝食を』

ティファニーで朝食を作者: トルーマン・カポーティ,村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/02/29メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 89回この商品を含むブログ (172件) を見る毎朝通勤で読む本を選ぶのがささやかな楽しみだったりする。 この日の…

読んだ本

ヴィヴィッド・テクノロジー―建築を触発する構造デザイン作者: 岡村仁,名和研二,大野博史,横山太郎,小西泰孝,佐藤淳,満田衛資,小野暁彦,門脇哲也,乾陽亮出版社/メーカー: 学芸出版社発売日: 2007/11/30メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (…

MOTアニュアル2008「解きほぐすとき」(東京都現代美術館)

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5人の作家の方のグループ展。私は「通路」よりもこちらにぐぐっときた。 というのは立花文穂さんという方が参加されていたから。 私は立花さんがどんな方なのか詳しく知らず、知らないまま立花文穂プロ・ノートを愛用していた。 この展覧会に出品されている…

川俣正「通路」(東京都現代美術館)

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http://www.kawamata.mot-art-museum.jp/walkway/index.html

「永井荷風のシングル・シンプルライフ」(世田谷文学館)

http://setabun.jp/exhibition/kafu/去年の終わり頃からなんとなく楽しみにしていた企画展。 私の20歳前後は、ずっとこの人が基準で価値観が決められていたような気がする。 先日読んだ川本三郎さんのエッセイにも荷風が登場してたっけ。 川本さんは私とは年…

《横須賀美術館》

設計:山本理顕設計工場 竣工:2006年7月 この土曜日は横須賀まで足をのばしてみた。 そこには青い海、青い空が広がっていて、久しぶりに気持ちの良い風景を目にしたような気がする。 まだ芝の色は枯れていたけれど、3月はやっぱり春の到来を実感させてく…

《アートは心のためにある:UBSアートコレクションより》(森美術館)

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ほんとはもっと神奈川の建物をみたかったけれど時間切れ。 東京に戻って森美術館。 前回の六本木クロッシングみたいに立体カタログをみせられている感じ。 印象に残ったのはアジアの作家の映像作品ふたつ。 どちらも労働者をテーマにしている作品。 内容はと…

《神奈川県立近代美術館・葉山館》

設計:佐藤総合計画 竣工:2003年 最近あまり購入機会がないCasa BRUTUSなんだけど、2003年8月号は「建築と海」の特集だった。 ここに載っている隈研吾さんの小野田のレストランや、福井のエッセル堤は実際とても良くて、今でも私の行きたいリストがつまって…

「若林奮ーVALLEYS」展

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上記の横須賀美術館で開催中だった企画展。 訪れたついでに…という感覚で入ってしまったのだけど、時間や空間を感じさせる彫刻作品とスケッチにだんだん夢中になっていった。 でも解釈はむずかしい。作家の方が表現されたかったことがどこまで理解できている…