「大阪市立近代美術館(仮称)コレクション展 こんどは現代美術!」
http://www.city.osaka.jp/kyouiku/press/h17/press060323.html
ギャラリートークの始まる14時半ぎりぎりに到着してしまった。
事前に自分の感覚で作品を観てまわろうと思っていたのに。
でも1時間弱の説明を受けながら、
このギャラリートークに間に合ってほんとに良かったと思った。
作品の説明は受付で配付されている鑑賞の手引きにも書かれているし、
作品横のタイトルとともに掲示されているものもある。
けれど耳からの説明と合わせて理解すると自分の記憶によく残るし、
手引きには書かれていない作品の背景を教わったり、
参考資料を見せていただいたりもした。
特に理解しづらいと思われる現代美術に関しては、
なにかしらのガイドを手がかりにしながら、ゆっくり鑑賞した方が楽しめるはず。
ここの大阪市立美術館は出光ナガホリビルの1フロアを間借りしただけの仮の美術館。
やや大きめのギャラリー?といったスペースかもしれない。
でも観覧料は500円で安価だし、(私の意見では)展示数が余り多くなくていいと思う。
作品は多くなかったけれど、少数精鋭という感じでクオリティの高いもので構成されていた。
印象に残った作品をあげておく。
- 森村泰昌『肖像(ファン・ゴッホ)』
- やなぎみわ『案内嬢の部屋B2』
- ゲルハルト・リヒター『ドゥインガーの肖像』
- ピーノ・パスカーリ『海』
あまり大きな家に住みたい願望はないけれど、
パスカーリのオブジェを気持ち良く置ける部屋があったら素敵だなあと思った。
会期は7月2日まで。(一部5/23迄で入れ替えあり)
土日のミュージアムトーク(毎回14時半から)に合わせて行くのがオススメ。
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- 余談になるけど、これを書き終わって「やなぎみわ」でキーワードのリンクを探していたら、4/23に原美術館で良かった作品に挙げてるのを発見。(http://d.hatena.ne.jp/syn_chron/20060423)ただ単に自分の記憶力が悪いってことだけど、気になる作家としてつながった。もうこの作家名忘れない。