蕪島の記憶

装苑 2006年 09月号 [雑誌]

装苑 2006年 09月号 [雑誌]

ものすごーく久しぶりに装苑を買う。
既に先月末に発売されていたものだけど、
今日手に取ってぱらぱらとめくっていたら
青森県立美術館》や「AtoZ」展の特集が組まれているのを知る。
建築のことなんかは先日購入した『青木淳JUN AOKI COMPLETE WORKS |2| AOMORI MUSEUM OF ART』や
雑誌「Ahaus」などで十分だと思うけど、
地元のお店が紹介されているのが気に入って即購入。
そして家に帰ってざくざくとそのページを切り取り早速ファイリング。
奈良さんとgrafの豊嶋さんの対談のところは、
奈良美智 + graf A to Z ポッドキャスト」(http://eb.toppan.co.jp/artstar/podcast/atoz/)の
第1話「Road to"A to Z"」と内容がリンクしていて面白い。


装苑セレクトの青森・弘前のshopも良さそうなんだけど、
ひとつ私のお勧めの青森スポットを紹介したいと思う。
ちょっと日程に余裕を持たせて、行きは三沢空港から入ること。
(関東の人だったら新幹線で八戸駅?)
まあ八戸や三沢の建築に立ち寄りつつ、ゆったり向かってほしいのが「蕪島」。
(最寄り駅はJR八戸線・鮫駅)



小さな駅を降りて海側へとぼとぼ歩いて行くと、ウミネコでいっぱいの「蕪島」がある。



小さな島には蕪島神社があって、



その神社にもウミネコがいっぱい。
(フンよけのために傘をさしている)


小さな遊覧船も出ていて、私が乗ったときは幼い女の子とそのお父さんだけが同乗のお客さん。
記憶が定かではないけれど、
私たち3人だけなのに、運転手さんと船尾で案内をするおじさんが2人船に乗っていてくれて、
女の子がばらまくエサを目当てに、遊覧船をウミネコの群れが追いかけてきていた。
女の子のはしゃぐ声とウミネコの鳴き声、案内のおじさんのかけ声、遊覧船のエンジン音…。
音は聞こえてくるのに、ずっと静かな情景が続いていたのを覚えている。