「ポンペイの輝き」展(サントリーミュージアム天保山)


あまり古代の歴史に関して興味がなく、なんとなく観に行く。
展示されていたのは、発掘された装飾品や彫刻、壁画など。
乱暴に書いてしまうと、見つかった遺骸に装飾品があれば身分の高い人、なければそうじゃない人…、
富める者と貧しき者の羅列だなあと思いながらまわっていた。
それに「金」は強いなあと。
すっかり炭化してしまった銀や銅とは違って、原形をとどめてその輝きを残してる。
シンプルだったけど現在でも違和感のないアクセサリーのデザイン。
1世紀にこれだけのものをつくっていた職人のこととかも説明があればいいのにと思った。


私にとっては宝物展に思えた展覧会だったので、カタログを買うのはやめた。
代わりに一緒に置かれていた創元社の歴史シリーズを。
勢いで読んでしまいたかったので、美術館併設のカフェ・ソラーレでしばらく読書。
私が知らなすぎたのだけど、みてきた展示内容が立体的になってきて面白い。
チケットがまだ余っているので、会期終了間近だけどまた行くかも。

ポンペイ・奇跡の町:甦る古代ローマ文明 (「知の再発見」双書)

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