《仁摩サンドミュージアム》


http://www.sandmuseum.jp/

設計:高松伸建築設計事務所
竣工:1990年


それほど数をこなしている訳でもないのだけど、
今年は建築探訪はおとなしめに…と思っています。
知人の転勤のため、島根のものはしばらくこれで終わりかな。


この美術館の触れ込みは、世界最大の一年計砂時計のレプリカ。



建物内はなんだかしっくりこない。



いったん出て、裏手の階段から屋上へ。
3つのガラスのピラミッドを目の前にする方が気持ちが良かった。
暗くなってからライトアップされたものをみるのもおすすめ。



中庭から屋上へと続く階段があるのだけど、立入禁止になってた。
ここだけに限らず、公共の美術館で踏み込めないゾーンをつくっているのが目につく。
安全管理のためなのだろうけど、設計者が意図したところが無視されているようで残念。



夢のまにまに夢をみる

夢のまにまに夢をみる

まだ途中読みだけど、設計者の高松伸さんのエッセイ集にも《仁摩サンドミュージアム》が登場する。
高松さんの出身地としての関わりとか、個性的な施主さんのこととか。
高松さんは「とまれ」*1を文章に多用するくせがありますね。

*1:いずれにしても/「ともあれ」のつづまった形