本が旅するーブッククロッシング
日経の一面夕刊記事に「ブッククロッシング」という仕組みが紹介されていました。
米国で2001年に誕生し、日本向けのサイトは去年9月に開設されたそうです。
http://bookcrossing.jp/
詳しい内容は上記のサイトを参照されるといいと思うのですが、昔から友達同士で行っていた「回し読み」を、ネットや公共空間を利用して、より広範囲で行っていこうという試みです。
本を置く人=本を旅立たせる人は、タイトルや感想、放置場所をサイトに登録。
探している人はサイトを参照すれば「ブッククロッシングゾーン」という全国の置き場所のどこにあるかが分かる。
古書店とあまり大きな違いがないようにも思えるのですが、手放すときに本への思い入れを書き込めるのがいいですね。
旅する履歴も記録されるともっと楽しそうだけど、そのあたりはどうなんでしょう?
そういえば小学校の図書カードって、借りる人の氏名を記入していましたよね。(今はどうかな)
自分が一番目っていうのも喜んだけど、先輩や同級生の名前を見付けたときも嬉しかった。
コードをスキャンしての貸し出しでは味わえない共有感。
手書きの図書カードがあったからこそ、こんな映画のストーリーもできあがっていたわけで。
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私がはてなのリンクでつながるのが嬉しいのも、同じ共有感を持てるからです。
大阪でブッククロッシングゾーンに加わってほしいなあと思うのは、中之島のgraf。
確か以前に自由に古本を持って行ける小さな棚が置かれていたことがありました。