Roger Nichols!

土曜日に楽しみにしていた『潜水服は蝶の夢を見る』を観に行った。
でも今回は原作をどう解釈して映画化されているかに意識がいってしまい、
せっかくの映像美を感じられなかったような気がする。
驚いたのは発作のシーンで、使われていた曲はビートルズではなかった。
「大人は判ってくれない」のサントラだった。

うーん、どうしてシュナーベル監督はこの曲を選んだのだろう。
パンフレットのインタビュー記事では意図した仕掛けだと答えられていたのだけど。
私はモノトーンの海岸の映像と、若くしてこの世を去ったヌーヴェルヴァーグの旗手の作品群の方へ意識がスイッチする。
どうしてもサントラが聴きたくなって、卒業のときにしまいこんだCDを探してみた。

Music From Films of Francois Truffaut

Music From Films of Francois Truffaut


一緒に見付けたのは当時再発が話題になっていたこれ。

ロジャー・ニコルズ & ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ

ロジャー・ニコルズ & ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ

今聴いてもいいなあ。
なんとなしに「Roger Nichols」でi Tunes Storeを検索してみると、昨年末にこんなのがリリースされていたことを知る。
フル・サークル (紙ジャケット仕様)

フル・サークル (紙ジャケット仕様)

このアルバムも全曲はずれがなさそう。1968年リリースの前作よりも音質がずっと良くなってるし。
明日から通勤でかけるのが楽しみ。


あとこのCDも掘り出してきた。

Entresemana (Reis) (Dig)

Entresemana (Reis) (Dig)

淡々と唄いあげる女性ボーカルはスペイン語なのかな。
どんなアーティストなのか分からないまま、よく聴いていた。