法然院のあとは…

・「キュレトリアル・スタディズ 01  服\ファッションを考える」(京都国立近代美術館
チラシの感じでは楽しみに思えた展覧会だったのだけれど、空間のスケールに作品が追いついていない感じで、居心地が悪い。
小さなギャラリーの方が作品が映えていたのかも。
http://www.momak.go.jp/img/2008/CS01/flyerCS01.pdf
でもこういう試みは好きだし、作家のナカヒガシさんのコンセプトも良いと思った。
http://www.centereast.com/index.html


平安神宮京都市美術館のあたりは花見の人たちでにぎやか。
でも京都国立近代美術館の1階にはこんなスペースがあって、静かに桜が楽しめる。
こういう眺めも槇総合計画事務所の意図するところだったのかな。


・「何必館拾遺展」(何必館京都現代美術館
Esquireのアート特集で行ってみたくなった美術館。
http://www.kahitsukan.or.jp/frame.html
でも5階の光庭に記憶が在るので、以前京都の人に連れてきてもらったような気がする。
美術コレクターの人が自分で意匠設計もして建てちゃった、っていう美術館。
動線がちょっと変わってる。
今回の「何必館拾遺展」では、展示している作品について、館長の梶川芳友さんがどのように出会い、どんな思い入れを持たれているのかを語られる世界ができあがっていた。
こんな収集はいいなと思った。
作品を見る目を少し教わったような気がする。
図録には展覧会内容と同じ梶川さんの文章が寄せられているので、また読んでみたい。

何必館拾遺

何必館拾遺


この週末は桜のピークで、京都はすごい人出だった。
その桜もまたたく間に終わってしまったのだけど。