読んだもの

ちゃんと感想を書こうと思いながら溜めてしまいました。
去年末のどこかの年間投票で高順位だった『灯台守の話』はかなり良かったです。
そのあとに続けて読んだ堀江敏幸さん、池澤夏樹さんの小説3つがほどよく溶け合って、不思議な読後感が残りました。


建築本は隈研吾さんの対談集がおすすめ。
去年購入して買い置き状態になっていたのだけど、ちゃんと読んで良かった。
藤森照信さんと素材のこだわりを語り合うのも面白かったけど、異分野の方との対談では隈さんの揺るがない姿勢が感じられて頼もしかった。
それと好対照なのがタウトの日向邸を解説する講演会の語り。ここでは隈さんの繊細さの方を強く感じた。
藤本壮介さんの『原初的な未来の建築』は、ご本人の印象と同じく未知数と期待値がどちらも高位置に。
伊東豊雄さんが文章を寄せられていて、藤森さんと藤本さんの対談もあります。


灯台守の話
雪沼とその周辺 (新潮文庫)
星に降る雪/修道院
建築家の講義 サンチャゴ・カラトラバ [建築家の講義]
隈研吾:レクチャー/ダイアローグ
藤本壮介|原初的な未来の建築 (現代建築家コンセプト・シリーズ)
フランク・O.ゲーリー―アーキテクチュア+プロセス
それでもわたしは、恋がしたい 幸福になりたい お金も欲しい
オタクはすでに死んでいる (新潮新書)
レバレッジ英語勉強法
草手帖