犬島散策その1

船を降りたほとんどの人はエントランスのあるチケットセンターに向かっていきます。
(予約制のツアープログラムは定期船の発着時間と連動)
私は犬島泊を予定しているので、午後からのプログラムを予約していました。
とりあえず宿泊予定の「犬島自然の家」へ向かいます。

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上の地図の赤い線が港から自然の家までの行程なのですが、人と自転車、やっと原付が通れるかなっていうくねくねした道を5分程歩きました。
目にするのはこんな懐かしい光景。


「犬」島なのに猫が多いときいていたとおり、早速猫も見かけました。


そしてここが宿泊予定の「犬島自然の家

またあとで記しますが、一泊2000円(!)なのに、なかなか良いところだったのです。
入室は16時からなので、とりあえず荷物だけあずかってもらいました。支払いも済ませておきます。


さあ、14:10からのプログラムツアーまでなにをしようか。
はっきりとしない地図を手にして、犬島をひとまわりしてみようかと歩き始めました。
オレンジ色のルートがそれで、自然の家から時計と反対まわりにまわっています。

犬島は石切りの島として栄えてきたのですが、自然の家からすぐのところに採石場があります。
立ち入り禁止なので入り口だけ。


あとで行くアートプロジェクトの敷地にもこの石がたくさん使われています。
犬島の石 嫁ぎ先発見の旅というHPを参照すると、
岡山だけでなく関西や四国、その他の地域(ロシアも!)にも犬島の石が使われていることが分かります。
イサムノグチ庭園美術館モエレ沼公園にもってことは、イサムノグチとも縁深いのかなあ。知らなかった。
HPを運営されている在本桂子さんの著書も参考になりそうです。

犬島ものがたり (福武教育文化叢書)

犬島ものがたり (福武教育文化叢書)



人の気配がまったくしない小道をもうすこし南に進むと海に出ます。

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採石場の敷地は海岸まで続いています。



海岸づたいに西の方へ移動。
目に入るものにひとつひとつ感じさせるものがあって、何度もシャッターを押していました。