読んだ本

宮島達男 Art in You

宮島達男 Art in You

水戸芸術館で行われていた宮島達男さんの展覧会のカタログ。
展覧会の方はやっぱり行けなくて、他の方のブログを拝見しながら、《HOTO》のボリューム感を思い描いてみたり。
こちらでも購入できるカタログを手にとって、少しでも鑑賞した気分になろうと思ったのでした。
うーん、でもこれは展覧会に付随するカタログというよりも、ちゃんと伝える力を持った一冊の本です。
今回の展覧会のために、宮島さんは国内のいくつかの場所でワークショップを開かれたのですが、
そこで訪れた各々の場所で、その土地の専門家の方と対談をされています。
その対談の内容と、ワークショップの写真、宮島さんのアートへの思いが重なり合って、読んだ後ふっくらとした気持ちになっていました。



知識デザイン企業

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この本を手にする前に、たまたま本にも登場するカンペールの靴を初めて購入していました。
この靴の良さは店内で試着するだけでは分からなかった。
ぱっとどこかに駆け寄ったとき、ふっと足元の軽さに気付いたのはしばらくしてからのこと。
もともと私は楽な靴を選んでいると思っていたのに、それでもなにかしらの足枷をはめていたのかもしれません。
ちょっとこの本の本旨からは離れてしまうのですが、デザインってそんな見えない足枷から解き放つこともひとつの力だなあと。
建築だったら西沢立衛さんの《HOUSE A》を真っ先に挙げたい(って実作はみたことないけど)。
iPodを初めて持ったときの自由になった気分は、iPodビデオのときも、NIKE+のときも、そしてiPod touchに触れたときもずっと続いてる。
自分の仕事にはそんな大きなことは生まれないとしても、いつも柔らかな気持ちで見えない障壁を取り除いていこうと思う。

本には関係ないけれど、最近通勤の車中はiPod touchでmedia CLUBKING Podcast茂木健一郎×布施英利 公開対談を視聴するのが楽しい。
まだ途中だけれど、ひっかかることが大事とか、タレルの光とか、さよならだけが人生だとか、活き活きする要素がいっぱい。
これがフリーでどこでも持ち歩けるなんて、やっぱりすごい。



他の感想は割愛。

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