ふたつの展覧会

3連休は遠方から友人が来ていて、リクエストがあった展覧会へ。



佐伯祐三展 −パリで夭逝した天才画家の道−(大阪市立美術館



シャガール展 色彩の詩人(兵庫県立美術館


どちらも誘われなければ行くことがなかっただろう展覧会だったのですが、足を運んでみると、それぞれに新たに教わることがありました。
シャガール展なんて今までなんども企画展に行っているのだけど、そのたびになにかしらの感慨を抱いているのです。
今回はこれまであまり触れてこなかった初期の作品群が良かったと思いました。
すでにシャガールの寓話的な(←適した表現ではないかも)世界の片鱗が姿をみせていたのです。
最後の巨大なタペストリーも圧巻。
シャガール自身が制作したわけではないのだけど、高度な製織技術を介すことによって別の魅力が加わるのが不思議。