最近読んだ本
- 作者: アトリエ・ワン,手塚貴晴,手塚由比,乾久美子ほか
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2006/06/15
- メディア: 単行本
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入門的な本。旅先で気持ち良く読めました。
ただ易しい内容とはいうものの、読み過ごしてはいけないところもあるように思います。
私には堀部安嗣さんのインタビューが印象深かったです。
特に益子義弘さんのアトリエ時代のところが。
- 作者: 五十嵐太郎
- 出版社/メーカー: 彰国社
- 発売日: 2005/11/01
- メディア: 単行本
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塚本由晴さんの「卒計に傾向と対策はないよ。こんな本読むんじゃない、と言いたいね。」
っていうのは真実だなあと思うのですが、
まあ関係ない私にとっては面白く読めた本です。
読みながら絵画部で作品をつくっていた日々を思い返していました。
いい作品って、必ずしも予定調和の中で生まれるんじゃなくって、
ほんと搬入前ぎりぎりになって閃いたことをなんとか作品に仕上げて、
それが結構評判が良いときがあったりする。
だから私は青木淳さんや西沢立衛さんのエピソードにそそられました。
- 作者: 飯島洋一
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2006/05/01
- メディア: 単行本
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建築コーナーに置かれていたし、タイトルからいってもいかにも建築本って感じなんですが、
内容は9・11についての考察が様々な視点から言及されていました。
最初の章ではエドワード・サイードが取り上げられていて、
『オリエンタリズム』に全く手が付けられていない私には良い手引きに思えました。
(関西方面の『OUT OF PLACE』の上映が初夏から秋に延期になったこともあって、
のんびりしています。)
他にもこの事件が起こった経緯や事件後の社会の様相が、
メルヴィルの『白鯨』やナチスのつくったアウトバーンなどを引き合いにして語られています。
ナチスのガス・トラックのところは衝撃でしたね。
クロード・ランズマンの『SHOAH』は観ておかないといけないと思いました。
私には関わりが持てないと思っている9・11事件だったのですが、
なにもできなくても仕方ないから、せめてしっかりとその後の経過を見続けていようと思います。
安藤忠雄さんの跡地の計画のような、あんなアプローチの方法を考えつつ…。
- 作者: 松浦弥太郎,長尾智子
- 出版社/メーカー: DAI‐X出版
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
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- 作者: 手塚貴晴,手塚由比
- 出版社/メーカー: TOTO出版
- 発売日: 2006/03/15
- メディア: ペーパーバック
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