『エンジェル』(テアトル梅田)
会社帰り、久しぶりに映画を観に行く。
先月から公開されていたオゾン監督の新作。
http://www.angel-movie.jp/main/index.html
ストーリー自体は古典的なのかな?という感じだったけど、主人公エンジェルに惹き付けられた。
彼女の奔放な生き様が、私自身が日常で押し込めている性向が剥き出しになっているようで、スクリーンを前にする私は幾度も胸を削がれるような気持ちに。
HPの写真のようなきれいな感じだけでは終わらなかった。その点でロモーラ・ガライの演技も面白かった。
移動のシーンで、意図的と思われる合成も気になった。
それぞれに異なる作風で作り上げるオゾン監督にはいつもわくわくさせられる。
個人的には『スイミング・プール』に漂う空気感が好き。