『絹』アレッサンドロ・バリッコ

映画とどちらを先にするか迷っていたけど、ささっと読了。

絹 (白水uブックス―海外小説の誘惑)

絹 (白水uブックス―海外小説の誘惑)

文章自体は頁数も少なくてさらさらと読めてしまうのだけど、謎が多く残る小説です。
映画ではどんな解釈がされているのか、そういう意味でも観に行きたくなってしまいました。
ジョンクール役の俳優さんはなんだかしっくりこないのですが。
http://www.silk-movie.com/trailer03.html
作者のバリッコが『絹』について、「なにかを照らし出そうとするよりも、物語がひとりでに透けて見えてくるようにしたかった」と語った言葉が良かったので書き留めておきます。