《アートは心のためにある:UBSアートコレクションより》(森美術館)

ほんとはもっと神奈川の建物をみたかったけれど時間切れ。
東京に戻って森美術館
前回の六本木クロッシングみたいに立体カタログをみせられている感じ。
印象に残ったのはアジアの作家の映像作品ふたつ。
どちらも労働者をテーマにしている作品。
内容はとくに目新しさがあるわけじゃないのだけど、世界の現代アートが並ぶ中、強い存在感があった。
それは映像という手段を使っているせいなのかな。
単に鑑賞するのにペインティングよりも時間を要する→印象づける、というものなのかもしれないけど。
途中ソファが置かれていたり、Macで作品の解説を検索できたり、ゆったり気負わずに観られるのが良かったところ。


会場の終わりに「もうひとつの風景:森アートコレクションより」があって、ここで初めて私は小沢剛さんの作品のみどころが分かった。


ホテルの帰り道、山手線の車窓から夜景を眺めながら聴いていたのはこれ。
Private/Public
慣れない街で過ごしているときに聴くと、これほど胸に迫るのだと小さな驚き。