犬島プロジェクト

ここのところアート特集の雑誌がわんさか。
自宅近くのangesの姉妹店もその手のもので埋まってました。
その中で選んだのがこれ。

Esquire (エスクァイア) 日本版 2008年 05月号 [雑誌]

Esquire (エスクァイア) 日本版 2008年 05月号 [雑誌]

表紙はリニューアルした川村記念美術館
もちろん十和田市現代美術館のことも載ってるし、直島に関しては福武總一郎さん、安藤忠雄さん、杉本博司さん、内藤礼さんなど、関係者の方へのインタビューが並々ならぬ感じ。
でも私が気になったのは、福武總一郎さんのページにちいさく載っていた「犬島プロジェクト」のこと。
この島は以前関西のタウン誌にも載っていて、「犬」の島なのに「猫天国」という魅力的な場所と知った。そしてここが直島に続く瀬戸内海の島プロジェクトとして動き出そうとしている。
http://www.yanagistudio.net/inujima/index.html
しかも建築家として参加されるのは三分一博志さん。
以前竹中工務店の講演会でとても個性的な方だと知ったのだけど、
http://d.hatena.ne.jp/whirligig/20060804/1154786746
環境に向けたシステム性を重視した建築物は、できあがった姿も清々しいかたちをしているようで、ぜひ実作を体感してみたいなあと思っていた。
(広島の歯医者さんの患者になろうかとも考えてた)
産業遺産で荒廃した島の再生という課題のなかで、安藤忠雄さんとはまた違ったアプローチをされるのではないかと楽しみにしている。
2010年の「瀬戸内国際芸術祭」に向けて、瀬戸内海がアートで盛り上がっていくのも追いかけて行きたい。