architecture

MOOK本を2冊

先週の土日からCADの講習に行っていて、 平日の勤務とも合わせると、ずっとずーっとPCの前に座ってることになる。 ああ旅に行きたい。せめて美術館に行きたい。 講習も自主的に申し込んだものなんだけど、既に知っている内容の復習をしているだけで、 もしか…

甲子園球場の改修工事

いつも通勤途中に目にしている現場のここ2、3週間前からのこと。 球場に沿うようなかたちで1階屋根の高さに鉄骨の土台ができ、 その上に全体を覆うような高さまで、足場が組まれていった。 私はその姿を見ているのが好きだったのだけれど、 今度はあっと…

『そこにしかない形式』

rule of the site―そこにしかない形式作者: 千葉学出版社/メーカー: TOTO出版発売日: 2006/12/01メディア: ペーパーバック クリック: 17回この商品を含むブログ (9件) を見る 去年の年末ぐらいから読書後のメモ書きを怠ってる。 また思い出したときに書いて…

《大社文化プレイス》

設計:伊東豊雄建築設計事務所 竣工:1999年内部の写真を撮っていないのですが、 (hiratsukamさんのページに参考になる写真があります) 建物内を見学したときの個人的な感想を。 ここ3年程、意識して伊東さんが関わられた建築をみてきて、 そのときの気付…

《出雲大社庁舎》

設計:菊竹清訓建築設計事務所 竣工:1963年同じ大社内に建ってるけれど、これだけ別枠で。 中は事務所として使用されていて、一般公開されていないらしく、 1階の応接室だけみせてもらいました。(内部の写真は撮っていません) 東隣の敷地は工事中。仮囲…

《出雲大社》

それぞれの建物に名称があるのに、《出雲大社》とするのは大雑把ですね。 なによりも本殿の迫力に圧倒されました。 こういうのをみないで建築巡りが好きとはいえないなあと反省。 そして関西に住みながら、京都や奈良の古い建造物で未見のものもたくさんある…

《島根県立古代出雲歴史博物館》

設計:槇総合計画事務所 竣工:2007年 まだ開館していません。 オープンはちょうどひと月後の3月10日。 そのため立ち入れるところが限られていたのですが、 初夏の頃には、建物周辺に青々した芝が広がっていることが想像できて楽しみです。 去年訪れた《福井…

《松江しんじ湖温泉駅》

設計:田中正夫建築設計事務所 竣工:2001年 松江で知人と待ち合わせのため、今度は一畑鉄道の東端まで移動。 出雲大社前駅とは対照的な現代建築なのです。

《出雲大社前駅》

こちらは現役のレトロな駅舎。 宍道湖沿いを走る一畑鉄道の西端の駅ですね。

《旧国鉄大社駅》

設計:大阪鉄道管理部 竣工:1924年現在では使われていない駅舎が保存されています。

《ベルナール・ビュフェ美術館》

設計:菊竹清訓建築設計事務所 竣工:1973年 全体の構成がいびつな感じがするなあと思っていたら、2回増築が行われているらしい。 その最初の増築部分と思われる、吹き抜けのまわりに2層の回廊があるふたつめの展示室が良かった。 (作品が並べられていた…

《ヴァンジ彫刻庭園美術館》

設計:宗本順三+柴原利紀/ラウムアソシエイツ 竣工:2002年 段差のあるふたつの庭を結びつけるような形で コンクリート打ち放しの建物が建っている。 さらっと眺めて、さっさと美術館をやり過ごしていかれる人が多かったけれど、 ひとつひとつの作品に自分…

《静岡市立芹沢?介(けいすけ)美術館「石水館」》

設計:白井晟一研究所 竣工:1981年 美術館の外からはほとんど石の壁しか見えず、 館内は撮影禁止だと思われたのであまり写真を撮っていないのですが、 一見に値する素晴らしい建築だったなあと思います。 とにかくとても芸術的で、時代の流れには揺るがない…

《静岡県コンベンションセンター「グランシップ」》

設計:磯崎新アトリエ 竣工:1998年 JR東静岡駅前の広場に建つ文化施設。 あまり磯崎さんの建築を知らないので、よく分かっていないのですが、 いくつか見てきた中でも、これは全体的に緩慢な印象を受けました。 批判的な視点でみるからなんでしょうか。 内…

《静岡県立美術館》

設計:JV静岡設計連合 竣工:1986年良かったのは奥のロダン館。 屋内でありながら、庭園を歩くようにゆったりとできる空間が広がっていました。 ロダンの展示はパリの邸宅を転用したロダン美術館が良かった思い出があるのですが、 ここの展示室もなかなか贅…

《資生堂アートハウス》

設計:谷口吉生・高宮真介 竣工:1978年

《ロック・フィールド静岡 ファクトリーパーク》

設計:安藤忠雄建築研究所 竣工:1991年(第1期)2000年(第2期) この旅行中ずっとのことなんですが、青々とした芝も一緒にあったらなお良かったと思います。 この通路を歩いてみたかったです。 働く安藤建築を観るのは初めてで、美術館や学校といったア…

《浜松市立秋野不矩美術館》

設計:藤森照信+内田祥二 竣工:1997年なにかと話題の藤森建築。 やっぱりきちんと訪れてみなきゃ、なんとも言えないなあと思い、 浜松駅で下車し、地元の遠州鉄道で終点の西鹿島駅まで北上。そこからバスに乗り換え。 天竜川を渡り、坂道を登って現れた建…

『萬來舎 谷口吉郎とイサム・ノグチの協奏詩』

萬來舎 谷口吉郎とイサム・ノグチの協奏詩作者: 杉山真紀子出版社/メーカー: 鹿島出版会発売日: 2006/11/02メディア: ハードカバー クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る 恥ずかしながら、こんな素晴らしいところがあったとは知らなかった。 移設…

「美術館の可能性」

美術館の可能性作者: 並木誠士,中川理出版社/メーカー: 学芸出版社発売日: 2006/08/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (10件) を見る 美術館運営と美術館建築、中と外からお二人の著者によって論じられた本。 関西についての記…

《豊田市美術館》

設計:谷口建築設計研究所 竣工:1995年 今、五十嵐太郎さんの『現代建築に関する16章』を読んでいて、現代建築に関する16章 〈空間、時間、そして世界〉 (講談社現代新書)作者: 五十嵐太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/17メディア: 新書購入: 4…

《海の駅なおしま》

宇野港からフェリーに乗って約20分。宮浦港に到着。 前日の晩に今月の新建築の写真を見ていたので、どう自分らしく撮るのかが難しい。新建築 2006年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新建築社発売日: 2006/12/01メディア: 雑誌 クリック: 4回この商品を含むブ…

村野藤吾建築設計図面展+シンポジウム(京都工芸繊維大学)

小雨の降る中、京都へ。 京都工芸繊維大学で定期的に行われている(私は初めて)村野藤吾展に行く。 私の村野建築体験は、学生の頃、当時まだ兵庫県立近代美術館だったギャラリーに訪れたのが最初かもしれない。 それとも尼崎市庁舎、宝塚市庁舎、心斎橋そご…

《姫路文学館》

設計者:安藤忠雄建築研究所 竣工:1991年 入り口とは逆方向で山側から撮ったもの。右が南館。反対側が北館。 ここだけじゃなく、今日は全体を上手く撮れなかった一日。 それは青々とした緑の中の建築が撮りたくなっているせいなのかな? 国内じゃしばらく我…

「前川國男建築展in京都」ふたたび

先月19日にも行った前川國男展へ。 http://d.hatena.ne.jp/syn_chron/20061119#1163946202 今日は2回目のシンポジウム。 パネラーは松山巌氏、布野修司氏、松隈洋氏。 京都でこの巡回展は最終ということで、 まず松隈氏がスライドを流しながらこの1年間を…

《花みどり文化センター》

ささやかな1泊だけの東京旅行。 東京に着くとすぐに中央線で立川へ。 昭和記念公園内にある《花みどり文化センター》に向かう。 総合監修が伊東豊雄建築設計事務所。 (設計の方はきちんと調べがついてないので、後日記入) 建物は平屋で、屋根に屋上庭園が…

「前川國男建築展in京都」

今日のメインのイベント。先に講演会の感想を。 パネラーの方は吉村篤一氏、岸和郎氏、横内敏人氏。 岸氏、横内氏が学生の頃はポストモダンの最盛期であって、 前川建築は退屈、もしくは時代遅れとみられていた時代だった。 ところがそれぞれに前川國男を評…

[book]『現代日本の建築vol.1』

現代日本の建築vol.1 (ART BOX IN JAPAN)作者: ARTBOXインターナショナル出版編集部出版社/メーカー: ARTBOX発売日: 2004/01/25メディア: 大型本この商品を含むブログ (3件) を見る 重たい本です。建築家カタログみたいな感じ。 建築家ひとりに割かれるスペ…

[book]『タワー―内藤多仲と三塔物語』

タワー―内藤多仲と三塔物語 (INAX BOOKLET)作者: 橋爪紳也,田中彌壽雄,内藤多四郎,建築・都市ワークショップ,今藤啓,石黒知子出版社/メーカー: INAXo発売日: 2006/06/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 44回この商品を含むブログ (25件…

[book]『タッチストン―大橋晃朗の家具』

タッチストン―大橋晃朗の家具作者: 多木浩二出版社/メーカー: TOTO出版発売日: 2006/09/15メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見る18日までギャラリー間で行われている大橋晃朗の家具展のカタログ。 http://www.toto.co.jp/gallerm…