ブルーノ・ムナーリ展 あの手この手(滋賀県立近代美術館)

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イタリアのデザイナー、ブルーノ・ムナーリの展覧会に行ってきました。 今まで雑誌の特集記事を目にしたり著書を読んだりしていたのですが、 今回はいろいろまとめてムナーリのことを知ることができて楽しかったです。 特にいいなあと思ったのはトレーシング…

アセテートより今夏刊行!藤森照信『グラウンド・ツアー』

犬島のことも書きたいし、メールも返しておきたいし…。 でも今夜はこちらの記事をメモして寝てしまおうと思います。 アセテートから藤森本刊行予定のメールが届いていました。 (紹介HPは下の画像をクリック) 藤森建築に関してはTOTOの写真集やエクスナレッ…

犬島散策その1

船を降りたほとんどの人はエントランスのあるチケットセンターに向かっていきます。 (予約制のツアープログラムは定期船の発着時間と連動) 私は犬島泊を予定しているので、午後からのプログラムを予約していました。 とりあえず宿泊予定の「犬島自然の家」…

西大寺駅→宝伝港→犬島港

あいにくの雨。昨晩から肌寒い気温が続いています。 10時前にJR西大寺駅前のバス停留所に着きました。 ほんとはもう少し早くこの駅に到着する予定だったのですが、 実は東岡山駅の乗り換えで赤穂線の電車に乗らず、山陽本線の上道駅に後戻り。 あわてて駅…

犬島に行ってきました

週末に犬島・直島に行ってきました。 直島に訪れるのは3回目で、相変わらずの盛況ぶりでもあるので、わざわざここに書くこともないかもしれません。 でも犬島はこれからのところなので、ゆっくりなペースになりそうですが少しずつ記していきたいと思います…

シャネル・モバイルアートは予約制

犬島・直島への準備をしながら、東京行きのスケジュールも組み立て中。 KAIT工房とか村井正誠記念美術館とか、行きたい建築はいくつもあるのだけど、やっぱり今回も展覧会巡りに終始してしまいそうです。 そのなかでもとりわけ楽しみなのが「シャネル・モバ…

読んだ本

巨匠とマルガリータ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-5)作者: ミハイル・A・ブルガーコフ,水野忠夫出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2008/04/11メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 227回この商品を含むブログ (95件) を見る京都の平熱 哲学…

近況をメモ

美術館での英語講座は国立国際美術館にて。「液晶絵画 Still/Motion」。映像作品を集めた展覧会。自分にとっては不自由な言葉で作品を語ろうとすると、感じていたことが整理され、純化されていく。作品を通しての方が先生の語られている言葉が理解しやすい。…

アイカ現代建築セミナー

今年はセシル・バルモンド&伊東 豊雄http://www.aica.co.jp/seminar/index.html

行きたいけど行かないもの

スケジュールをつめたらもちろん行くのは可能なんだけど、今年はそこをなるべく抑えたいなあと思って予定を立てています。 毎週末出かけてしまうと、落ち着いて自分に溜めておくべきものがすり減ってしまうような気がしていたので。 ここ最近気になっている…

瀬戸内アートネットワーク

今日、3月末まで行われていたスタンプラリーの景品が届いていました。 Bluemarkの菊地敦己さんがデザインされたキャンバスバッグです。前回と色違い。 一緒に今年度前半のスタンプラリーのパンフレットも同封されていました。 この色の組み合わせも好きです…

読んだ本

原っぱと遊園地〈2〉見えの行き来から生まれるリアリティ作者: 青木淳出版社/メーカー: 王国社発売日: 2008/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (14件) を見る新建築での青木淳さん×西沢立衛さんの対談(「図式とルール」)は発…

今月の新建築

新建築 2008年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新建築社発売日: 2008/05/01メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る表紙は犬島アートプロジェクト「精錬所」。 十和田市現代美術館がくるだろうなあと思っていたので、嬉しい予想はず…

手にしている本たち

今年の私の目標の一つが100冊本を読むこと。 ちょっと緩いかなと思っていたとおり、4月の時点で43冊読了。軽くクリアーできそう。 そもそも買い置きになりっぱなしの本をなくそうというのが目的だったのだけど、 読書量に比例して購入冊数も増えているよう…

生誕100年記念 秋野不矩展(京都国立近代美術館)

art

http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2008/363.html#11 インドをテーマにした作品で知られる日本画家・秋野不矩さんの展覧会に行ってきた。 以前藤森建築をみてみたくて訪れたのが《浜松市立秋野不矩美術館》で、 http://d.hatena.ne.jp/whir…

相国寺/春の特別拝観

GWは暦通りの休日。前半は日帰りできるところに出かけています。 行き先は誘われるままに植物園とか古建築とか、あまり馴染みのないところ。 この日は京都の相国寺でした。常時拝観できるところではないらしく、今回は6月4日まで。 最初に訪れたのは日本最…

読んだもの

ちゃんと感想を書こうと思いながら溜めてしまいました。 去年末のどこかの年間投票で高順位だった『灯台守の話』はかなり良かったです。 そのあとに続けて読んだ堀江敏幸さん、池澤夏樹さんの小説3つがほどよく溶け合って、不思議な読後感が残りました。 建…

犬島アートプロジェクトのHP

最近犬島のことがすごく気になる。 藤崎圭一郎さんのココカラハジマルにも行ってきた感想がちょこっと書かれていて、 http://cabanon.exblog.jp/7735652/ やっぱり三分一博志さんの建築はよかったんだなあとそそられてしまう。 (詳しいことは6/10売りのCasa…

今年もKEN−Vi建築セミナー!

まだ記者発表の段階で美術館HPには載せられていないのですが、今年もKEN−Vi建築セミナーが予定されています。 プログラムの日程だけ引用します。 6月28日(土) 12:30 開場/受付開始 13:00 講演 内藤 廣 氏 講演 西沢 立衛 氏 座談会 内藤 廣 氏 西沢 …

気付くの遅かったけど

4月1日こんなことやってたんだ。 レビュー書きたかった。 http://airbook.jp/AirSIN/935#

法然院のあとは…

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・「キュレトリアル・スタディズ 01 服\ファッションを考える」(京都国立近代美術館) チラシの感じでは楽しみに思えた展覧会だったのだけれど、空間のスケールに作品が追いついていない感じで、居心地が悪い。 小さなギャラリーの方が作品が映えていたの…

法然院 春季 伽藍内特別公開

春秋と年2回おこなわれている京都法然院 伽藍内特別公開へ。 本堂中庭の三銘椿が見事だときいていたので。 まずは茅葺き屋根の山門をくぐる。 山門の階段下の通路両側には「白砂壇(びゃくさだん)」と呼ばれる白い盛り砂が置かれている。 砂壇は水を表して…

購入した本

草手帖作者: かわしまよう子出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2008/03メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 43回この商品を含むブログ (15件) を見る外出したときに、ふと目に留まる草花の名前を言い当てられたらと思うことがあるのだけど…。 なかなか一般…

「ランジェ公爵夫人」

ランジェ公爵夫人作者: オノレ・ド・オノレ・ド・バルザック,オノレ・ド・バルザック,工藤庸子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/03/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (14件) を見るバルザックの新訳。 なぜ手にしたかとい…

久々のカラックス?

下記の「ランジェ公爵夫人」のモンリヴォー将軍役のギヨーム・ドパルデューは「ポーラX」の主役ピエールを演じていました。 「ポーラX」では彼がバイクで暗闇の林の中を右往左往しながら抜けていこうとする象徴的なシーンがあったのですが、それは特殊な撮…

犬島プロジェクト

ここのところアート特集の雑誌がわんさか。 自宅近くのangesの姉妹店もその手のもので埋まってました。 その中で選んだのがこれ。Esquire (エスクァイア) 日本版 2008年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: エスクァイア マガジン ジャパン発売日: 2008/03/24メ…

豊田市美術館のHPが…

リニューアルされています。 http://www.museum.toyota.aichi.jp/ENTERのページが感覚的に触れられるのが良くて、めずらしく制作の方を検索してみました。 http://www.ranaextractive.com/「プロフェッショナル」で中村勇吾さんをみたところだからなんだと思…

みたいものたち

本を読めば読むほど他のものが読みたくなるし、展覧会に行けば行くほど次のものに興味が湧いてくる。 映画はなおそれが顕著で、映画館に置かれているチラシや予告の映像に刺激されまくり。 「悲しみが乾くまで」 http://woman.excite.co.jp/cinema/kanashimi…

「非現実の王国で/ヘンリー・ダーガーの謎」(シネカノン神戸)

http://www.henry-darger.com/ 去年の春、原美術館で印象的だったヘンリー・ダーガー展。 http://d.hatena.ne.jp/whirligig/20070415/1176619561 そのヘンリー・ダーガーのドキュメンタリーを観に行ってきました。観客は5人きり。 数少ない資料をもとに、無…

みたもの・読んだもの

ウィンタースリーパー [DVD]出版社/メーカー: アスミック発売日: 2003/11/14メディア: DVDこの商品を含むブログ (6件) を見る 今更だけど、ここのところ続けてトム・ティクヴァ監督の作品をみている。 これもオープニングからして、音楽や映像がかっこいい。…